24H無人で放射線量を測定/食品の線量を簡易測定/ホットスポットを素早く探索



 弊社(TakeruSoftware)はWindowsアプリケーションおよびマイコンのソフトウェア開発を南相馬市にて行っておりますが、今回の原子力災害をうけていち早く「地元の皆様に一番必要なガイガーカウンタはどのようなものか?」を模索してまいりました。

 現在の南相馬市は原子力災害によっていくつかの地域に分断されました。

それは、
 現時点で人が戻ることの出来ない地域/除染を行うことで戻れる地域/汚染が少なく国の基準によって住める地域等です。

 ふるさとの復興のためには、この原子力災害に対し地元の皆様の要望にマッチしたガイガーカウンタ応用製品が必要となります。
 Takerusoftwareは原町区にある小さな業者ですが、小さいことのメリットを生かして柔軟で安価な物作りが行えます。
 また、地元に住んでいることから地域の方の声を直接聞いて物作りに反映することができますし、サポートも迅速に行うことが可能です。





ポケット線量計よりも便利なモニタリングポストをもっと身近に

・無人で放射線量を24時間監視します


 ポケット線量計が身近になり、安価な製品が出ていることからすでにお持ちの方も多いと思います。
 しかし、この線量計を最初は興味本位で使ってみたものの、関心が薄れるに従って使わずに仕舞っている方も多いのではないでしょうか?

 原子力災害は通常の自然災害と違い長く続く災害です。
 冷温停止されたという原子炉から燃料を取り出す方法がまだ確立されない以上、どのような不測の事態が発生するか判りません。
 また、地域の除染が進むことで放射性物質が他へ飛散する「移染状態」になることも懸念されております。

 ポケット線量計では、戸外の放射線量を24時間監視することは不可能です。
PMP-NETWORKは電源をパソコンから給電しますのでポケット線量計のような電池切れが発生しません。
 停電時もノートパソコンのバッテリーで数時間動作することが出来ます。
測定した放射線量は、表とグラフ表示でインターネット上へ公開することが出来ますので、携帯電話やスマートフォン、パソコンなどからいつでも見ることができます。




高濃度に放射能汚染された食品を探し出す

・手軽に安価に放射製物質に汚染された食品を調べます


 「GEIGER-FOOD(ガイガーフード)」は、簡単な操作で手軽に食品の放射線量を簡易測定することができます。
 通常、食品の放射線測定を行う場合には食品を細かく粉砕し、規定の容器に間隙無く詰め込んでから放射線の測定を行います。
 測定時間をかけることによって食品に含まれるわずかな放射線量を測定できますが、測定のための準備作業は非常に手間がかかりますし神経を使う作業になります。

 しかしながら、重要なのは「高濃度に汚染された食品を出来るだけ食べないこと」ではないでしょうか?
 500ベクレルや1000ベクレルを超えるような高度汚染された食品を手軽に判別することを目的として「GEIGER-FOOD」を開発いたしました。

 通常、食品の放射線測定には向かないとされるGM管を使用しておりますが、GM管の中にはγ線検出の性能を向上したものがあります。
 そのGM管を複数本配置することで、γ線検出の性能を向上させました。

 操作はタッチパネルで行えます。食品は数百種類がすでに登録されておりますので選ぶだけでその食品に含まれるカリウム量などを控除して放射線量の測定が行えます。




5秒単位で高速計測し音の高さで高線量を教えます

・食品用の超高感度GM管利用により高速計測を実現

 一般的にポケット線量計に使われているGM管は小さいために放射線への感度が低く、安定した測定を行うためには計測時間を長く取る必要があります。

 また、地面や高い場所の測定を行うために適した形状をしておりませんので、ホットスポットと言われる「高線量の場所」を探索するには不便でした。

 「HotSopt Explorer(ホットスポット エクスプローラー)」は、食品用ガイガーユニットにも使われている高感度タイプのGM管を使用し、長い柄とタイヤを装備しておりますので、屋根の雨樋にかざして放射線量を測定したり、アスファルトの地面を転がして放射線量を計測することが可能になっております。

 また、本体にGPSとmicroSDカードを内蔵しておりますので、測定地点の緯度経度、測定時刻、線量をワンタッチで記録することが可能になっております。

 記録したデータは、パソコンに取り込むことにより専用ソフトで「地図を表示」して確認することも可能です。

 放射線の測定は5秒単位で高速計測し、その時の線量によって音色と音の間隔を変えて表現します。
 ホットスポットを見つけると高い音と間隔の短いブザー音で知らせてくれますので、その後に1分間の「放射線計測モード」に切り替え、記録ボタンを押すことでホットスポット地点の情報を記録することが可能です。